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パンダのいない上野動物園 [日々雑感]

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先月、20日の上野動物園開園記念日に行ったときの一葉。
この日は雨で肌寒い天気だったけど、親子連れやカップル
などたくさんの人が動物園にいた。パンダ舎前はさほど混
んでいなかったけどね…。最後に見たリンリン。しばらく
見ていたけど、この位置から動かなかった。

http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=ueno&link_num=9050
昨日から高齢による体調不良を理由に公開を取りやめていた
上野動物園のパンダ、リンリンが4月30日、午前2時ごろに死亡した。

上野に日本にとって初めてのパンダ、カンカン、ランランが来た
のは'72年。日中国交正常化のシンボルとしてであった。
いわゆるパンダフィーバーの始まりだ。

すぐには無理だったけど、しばらくしてからパンダを見に連れてい
ってもらえた記憶がある。家からバスに乗って不忍池あたりで下車。
当時のパンダは今からは想像がつかないくらいの人気で、そうだなぁ…
パンダ舎前はスタンディングのライブでむりくり前に行くくらいの
カオスな感じだった。パンダのとこに屋根というか、トンネルがあ
って、そこで子どもは前の通路、親は後ろの通路とフェンスで分け
られてパンダのほうへ進むようになっていて、すげー人混みなのに、
子どもと親を分けちゃうもんだから、合流地点で迷子続出の当たり前。
泣き声だらけだった。
そういう俺ももちろん迷子になって、確か迷子センターみたいところ
に連れて行かれて、園内放送してもらった記憶がある。
そこで出してもらったオレンジジュースがとても美味しかったからいいけどね。

そのとき初めて見たパンダはとても活発に動き回っていて、
白と黒がはっきりしていて、なんだかホントにぬいぐるみみたいだった。
そのくらいの印象。
すげー並ぶわりには見られるのはわずかだったし。

その後上野動物園には何度も行って、フェイフェイであったり、
ホアンホアンだったりしたけど、パンダはいつも上野にいて、
半ば当たり前のように思っていたとこがある。そういや、屋外で
タイヤに巻き付いて遊ぶ光景が見られなくなったのは、いつからだろう…。
今じゃあそこは草だらけだ。

上野動物園の歴代のパンダは、神戸の王子動物園や和歌山の
アドベンチャーワールドのパンダと違い、1頭年間1億円といわれる
レンタル料の発生しない、日本国籍のパンダだったんだけど、
タイミングがいいのか悪いのか、中国の胡錦涛国家主席の来日に
あわせて、上野野動物園に新たにパンダを借り受ける話が進んで
いるそうだ。

すでに友好というにはきな臭いビジネスの話になってしまっている
パンダ外交なので、個人的には上野にはいなくてもいいと思う。
日本では幸いにして、ほかのところでも見られるし、高額なレンタル料を
払うくらいなら上野動物園のほかの飼育舎の整備に使ってほしいって気持
ちもあります。


リンリンおつかれさま。おやすみなさい。
タグ:上野 パンダ
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