泣きながら生きて… フジテレビ 今日21時から [テレビ]
僕は物を作る仕事には携わっているけど、所詮二次的なクリエイターでしかない。
ゼロから何かを生み出すのではなく、すでになにかが存在しているところへ
でばっていって、1を2にしたり、1を一にしたりするのが関の山の人間である。
まったく手持ちのないところからなにかを作り出すには、
強い意志、強い思い、強い使命感がないとそうそううまくはいかない。
もちろん少しの、もしかしたら多分の才能と運も必要だろう。
タイトルに上げた番組はある中国家族の10年にも及ぶ暮らしを追った
ドキュメンタリーだ。この番組のディレクター張麗玲さんは、
過去にフジテレビで「小さな留学生」、「若者たち」、「私の太陽」などを
制作、発表しているから有名かもしれないが、
コネもテクニックも資金もなにもないところから、
ドキュメンタリーの制作をはじめた人だ。
TV局に手紙を書き、カメラを借りて、説明書を片手に
撮るところからはじめた人である。
僕はこういう人には無条件で尊敬の念を抱いてしまう。
モノヲツクルってことはおそろしく凄いことで、
尊いことだというのを思い知らされてしまうのである。
いったい何いってるんだか、わからないな。
今夜21時、たぶん泣いちゃうんでしょう…
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